素材と「じかん」

date. 2020/10/09

こんにちは。

いつも名古屋店のブログをご覧いただき

ありがとうございます。

 

名古屋店の今月のテーマは「じかん」

 

ぜひ前回までのブログもご覧ください。

Vol.1→インテリアと「じかん」

Vol.1→香りで「じかん」を切り替える

 



 

急に外は秋の空気になって参りましたね。

 

中秋の名月でお月見(お団子を食べることがメイン)をしたりと、

秋の夜長を楽しんでおりましたが

台風前の秋雨から急に肌寒くなりました。

 

最近、春も秋も気持ちよい季節が

一瞬で過ぎ去ってしまい、

暑さと寒さしか感じれていない気がしています…

 

それか「じかん」が経つのが

早く感じるようになってしまったのか。

ゆったりと刻を過ごしたいものです。

 

 

今回は、時間が経った素材の「経年」

フォーカスを当てて商品やメンテナンス、

についてお話をしていきたいと思います。

 

 

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■経年変化■

 

お客様と家具のお話をさせて頂いていると、

革や天然木のものをお使い、

またはこれからチョイス頂く際に経年変化について

お話をさせて頂くことがあります。

 

 

【経年変化】を辞書で調べてみるとまず、

—————————————————————

年月が経つうちに製品の品質・性能が変化すること。

特に、摩耗・腐食などで性能が劣化すること。

また、時間の経過とともに住居が損耗すること。

—————————————————————

と出てきます。

…あまり良い印象ではないですね。。。

 

ACTUSではよく、

【経年美化】

とも言わせて頂くことがあります。

 

店頭に展示しております、

有名なCH24(通称:Yチェア)

でまず「木」の経年美化を見て頂きましょう。



 

どちらもオーク材。

左が5~6年展示しているYチェア。

右がまだ1年経っていないYチェアです。





 

経年美化すると、

よりが出て、が出てきます。

 

元々の木目や育て方(メンテナンスの仕方・回数)も

もちろん人によって全然違うので、

「じかん」「手間」を掛ければ、

唯一無二のものへと変化して行きます。

 



オイル仕上げのメンテナンスはIGTVInstagram - Wikipedia↑↑ でご覧頂けます!

 



ソープ仕上げのメンテナンスは過去ブログ↑↑ へ!

 

 

 

お次にご案内させて頂く素材は…

「真鍮」

PH2/1 琥珀色 louis poulsen |【SEMPRE.JP】公式通販 家具・雑貨・インテリアショップのセンプレ
※写真の限定PH2/1 琥珀 TABLE LAMP は10/12 名古屋店 入荷予定です。ご予約受付中!

 

「真鍮」は金属の一種です。

ん?金属も変化?

錆びるとかではなく??

と、思いの方!

 

「真鍮」も経年変化をするのです!

現在名古屋店で展示している、



louispoulsenのRingCrown3

こちらの真鍮部分を寄ってご覧ください。

 



【経年変化】として少し、

くすみが見られます。

でも個人的にはいい味を出してくれていると思います。

…が今回は少しお手入れをして見ましょう。

 

クエン酸を水に溶かし、

柔らかい布に含ませ、拭きあげると…

 



くすみが取れました!

真鍮は素手で触ってしまうと、

手の脂が酸化し、上記のような変化をもたらします。

(メンテナンスの際は手袋をオススメします!)

 

しかしです。

今回はクエン酸を使用し、丁寧に磨き上げ、輝きを見せてくれました。

このくすんだような変化も使用によっては全く異なり、

を出してくれます。

 

ぜひあなただけの「真鍮」を育ててみてはいかがでしょうか?

 

 

 

最後にご案内させて頂く素材は…

「革」


 

言わずもがな、みなさま【経年変化】というと、

一番想像がしやすいのではないでしょうか。

 

普段使っている財布や、カバン。

そして革靴など。

身に付けるものでも意外と革製品は溢れています。

 

しかしメンテナンスが必要なものに、

しっかりとできている方は多くないかもしれません。

 

レザークリーナー&プロテクター キットS
億劫になりがちなメンテナンス。

 

やってみると、意外と簡単でクセになります。



レザーのメンテナンスはIGTVInstagram - Wikipedia↑↑ でご覧頂けます!

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

「素材」「じかん」

 

たとえ良い素材だったとしても、

ただただ放っておくだけでは、

育ちません。

 

かと言って甘やかしてもいけません。

「素材」を育てるのは

「じかん」だけ掛ければ良い

というものではないようです。

 

ただ同じ刻を刻んだとしても、

そこにしっかりと

愛着を持って

時間を掛けられたか。

 

何事においても

【育てる】というのは

一筋縄ではいかないようです。

 

皆様だけの

「素材」「じかん」を掛けて

育ててみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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