アクタス・名古屋店
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デザインと機能の組み合わせ
date. 2020/07/31
みなさまこんにちは。
今月の名古屋店のテーマは「組み合わせ」
前回までのブログはこちら
1.インテリアにおいての「組み合わせ」
2.テーブルでできる「組み合わせ」
3.ダイニングシーンの「組み合わせ」
4.想いのこもったギフトを「組み合わせ」
5.カーテン×インテリアの組み合わせ
6. 自分にあった香りが見つかる「香りの掛け合わせ」
7. くつろぎのリビングをつくる「組み合わせ」
8.涼しげなインテリアの組み合わせ
お家時間が増え、家の中で仕事をするスペース作りに一役を買ったTECTA社のご紹介です。
K22は昇降式でとっても便利なサイドテーブル。
アクタスへご来店頂いた方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
スチールとウッドやガラスを組み合わせたこのテーブルは支柱から天板がせり出しているため
ソファやベッドサイドなどで下部に差し込むように使用できるので場所を取りません。
ドイツらしいデザインと機能を兼ね備えた逸品です。
今回はデザインと機能に未だ挑み続けているTECTAの創業者アクセル・ブロッホイザー氏のお話です。
TECTAの創立は1972年。
社会主義体制当時のドイツはバウハウスの思想を継承するブロッホイザーを
「危険な個人主義」とみなし工場を没収してしまいます。
その後西ドイツへ亡命したブロッホイザーはTECTAを設立。
バウハウスの教授たちがデザインした家具の著作権を持つ親族を探し回り、権利を譲り受け
次々と復刻していきます。
そんな中出会ったのがフランス人デザイナー ジャン・プルーヴェです。
彼との出会いで生まれたのがTECTAを代表するテーブルM21。
正円でも楕円でもなく、不思議なフォルムの天板をもつこのテーブルは、
一辺を直線、残る三辺はそれぞれに異なるカーブを描きます。
このラインを描いたのがプルーヴェです。
座る人数を限定せず、様々なシーンに対応し、微妙な視線のズレが生まれる事で
心地よい距離感をもたらしてくれます。
しかし、プルーヴェが描いたのは天板のみ。
テーブルを実現させるためブロッホイザーは自宅の暖炉に着想を得て脚部をデザインします。
このアイデアスケッチを見た建築家ピーター・スミッソンは
脚に穴を開けてはどうかとアドバイスをします。
また脚部にかかるガラスの板はアーティスト ヴェヴェルカのアトリエの棚を見て
取り入れたものです。
「生前にプルーヴェは、ひとりで物を作ることは出来ないと言っていた。
まさにこのテーブルは、みなのアイデアが結びついたものなんだ」
とブロッホイザーは語っています。
アクタス名古屋店ではこのM21、一回り小さめのM21-1を展示しております。
お電話でのお問い合わせやご予約でのご来店も承っております。
お気軽にご相談ください。
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※毎週水曜日お休みをいただいております。
(お盆8/12は営業)
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