箸置きワークショップご報告☆

date. 2019/05/20

皆さまこんにちは!

 

最近はどんどん暖かくなってきて、半袖でもいいくらいの気候が続いてますね。

夏はもうすぐ……☆

 

私は先日、日本一暑い街と言われている、岐阜県多治見市に行って来ました。


 

 

ここは1300年の歴史ある陶磁器の産地でもあり、
また多治見市を含む美濃地方は全国の和食器のシェアの60%を占めるほどの大窯業地帯

 

 

そんな多治見市に私が赴いた理由は‥‥

 

先日行った箸置きのワークショップの窯焼きの為。

(市内のボイスオブセラミックスにて窯をお借りしました。)


 

 

 

 

 

本日のブログでは、箸置きワークショップの様子と窯焼きの工程ご紹介します^ ^

 


 

 

 

 

今回使ったのは5色のカラー粘土
それを混ぜ合わせることで、様々な色を作っていきます。

 

焼き上がり時の色サンプル


 

 

 

ブルー 1イエロー 1グリーンという様に色を作っていくのですが、
パレットの上で絵の具を混ぜ合わせるのとは違って、
仕上がりの色が焼成前でははっきりと分からないのが、ドキドキワクワクするところ♪

 

 

粘土を伸ばして型抜きしたり、串を使って模様を描いたり….
参加してくれた皆さま、思い思いに作ってくれました。


 


 


 

 

 

 

作品の一部をご紹介。

おいしいそうなスイーツシリーズ♡


 

 

 

アクタス愛溢れるマグカップとバックのシリーズ


 

 

 

こんなたのしい箸置きも♪


 

 

出来上がった箸置きを、今度は窯で焼成していきます。
今回は使用するのはこちらの電気窯↓


 

 

まずは素焼きをします。
窯内の温度を8時間かけて800度まで上昇させ、粘土内の水分を数%まで蒸発させます。


 

 

素焼きをすることで釉薬が掛けやすくなり、
作品も丈夫になる為、その後の作業がしやすくなります。

 

 

素焼き後の窯内↓


 

 

ほんのりと色が出て、ノスタルジックな雰囲気に♡
個人的に、このやさしい雰囲気はとても好きです。

 

 

すべて窯出ししたら、こんなにたくさんになりました!


 

 

同じ材料を使っても、これだけバラエティに富んだ作品ができるの
陶芸の面白いところですね♪
自由度が高い分、個性をぐっと引き出してくれます。

 

 

素焼き後の作品は表面をヤスリ掛けして、裏面に撥水剤を塗ります


 

 

 

そして溶けるとガラス質になる釉薬をひとつひとつかけていきます


 

 

 

表面を整えたら、また窯詰め。
今度はいよいよ本焼きです


 

 

本焼きでは1230度までを10時間かけて上昇させます。
その後、1230度を30分キープ
この「ねらし」と言われる工程で、釉薬をしっかり溶かします。

 

 

そして1~2日かけて窯内をゆっくりと冷まし、いよいよ窯出し!
期待と不安とで、この瞬間が一番ドキドキします。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キレイに焼き上がってました!

本焼きして、より鮮やかな発色になりました☆


 

 

 

 

皆さまの作品を少しご紹介☆

 

 

まず、顔シリーズ


 

 

動物シリーズ


 

 

型抜きシリーズ


 

 

食べ物シリーズ


 

 

全部でこんなにたくさんの箸置きが出来上がりました☆


 

 

オンリーワンのマイ箸置きとして、
お食事の時間がより楽しくなる事を祈ってます^ ^


 

 

 

 

 

 

そうそう、今回の窯出しの時に偶然の嬉しい出会いが‥‥

学生時代に一緒に陶芸を学んでいた友人と10年ぶりに再会しました。

今や日本各地で個展などを開催する彼の作品の窯詰めを見させて貰いました^ ^


 

 

多治見近辺では彼のような若手の陶芸作家さんがたくさん工房を構えて活動してます。
古きよきものと若手の作家さんのパワー溢れる「陶磁器の街、多治見」

素敵なギャラリーや美術館もたくさんありますので、
(美味しいウナギも!!)
ぜひ一度お出かけ下さい^ ^

 

 

また、アクタス名古屋店では定期的にワークショップを開催しております。

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

 

 

 

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